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提言:「子どもに及ばすメディアの影響」について
さきに日本小児科医会(2004.1.26)、日本小児科学会(2004.4.5)が「子どもとメディア」に関する提言を行った。この提言は子どもの発達における親子の愛着形成の重要性を改めて指摘したもので評価する。しかし、日本小児神経学会としては、子どもの発達に関する専門的な立場からさらなる検討が必要と考えて以下の提言をする。
- テレビ、ビデオなどの視聴は子どもの「脳とこころ」および体の成長に影響を与える可能性があるが、その時期あるいは視聴時間と方法、番組の内容などについてはさらなる科学的検討が必要である。
- 言葉の遅れや自閉症があたかもすべてメディアのせいのようにとらえている論評があるが、いまのところ十分な科学的根拠はない。
- 今後、平成16年度から始まった独立行政法人科学技術振興機構が行う子どもの長期研究 「日本の子どもの認知・行動発達に影響を与える要因の解明 」などによって科学的な成果が得られることを期待する。
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